これまで20年にわたって札幌市内の任意のコースを歩いてきた。その数50本位になるのではないだろうか。これれの道はアーバン(都市)・フットパスと呼んでもよいだけの質を持っている。これから札幌を歩いて周る活動が本格化すれば、推奨できるコースがいっぱいある。

 一方、これまで歩いてきたコースは長くても10km程度で、しかもこま切れ状態のものがほとんどである。こま切れのコースをつないで一本の札幌を一周するコースを歩きたいとは、ずっと以前から考えていた。それがようやく実現できたという訳だ。

 7月と10月の2回に分け、各5コース計10日かけて歩いた。総延長は120kmほどになる。起点は地下鉄琴似駅とし、7月は盤渓、藻岩山、西岡水源池、厚別川、東部緑地、野幌森林公園を経てJR森林公園駅が終点となった。

 続いて10月は、7月同様地下鉄琴似駅を起点とし、農試公園、前田森林公園、発寒川遊水池、百合が原公園、あいの里緑道、石狩川左岸、モエレ沼公園、雁来、川下公園を経て10月30日にJR森林公園駅着。

 参加者は毎回25~30名、一度も雨にたたられることもなく心地よく歩けた。来年は札幌~中山峠~喜茂別~ニセコのルートをロングトレイルに見立てて歩く予定でいる。

2コース目:藻岩山を下る


3コース目:白旗山山麓


6コース目:秋晴れの新川沿い


8コース目:百合が原公園を歩く