2月14日~17日の3泊4日の旅は伊豆大島と伊豆半島だった。参加者5名+浩一郎と私の7名だった。東京竹芝港からはホバークラフトで2時間の乗船。着いたのは北端の岡田港だった。足慣らしを兼ねて北西岸のサンセットパームラインを歩く。宿は元町中心部にある「ホテル赤門」。なんでも千年前に流刑にされた源為朝の子孫が経営者だとか。

翌日は三原山ウォークを目指した。火口を一周するお鉢巡りにチャレンジしたが、強風の上に冷たさに耐えかねて途中で断念。表砂漠コースを辿って三原山頂口まで戻った。午後は南端の波浮港へ。伊豆の踊子の故郷とあって、観光スポットが集中していた。波浮の港は歌になっている名所だ。見事な入江で、往時は避難港としてさぞ賑わったことだろう。

3日目は東海岸の都立大島公園で椿を堪能してから海岸遊歩道を歩いた。島中、椿だらけなのに見事と言える群落には出合えなかった。午後からジェットフォイルで熱海港へ。宿泊は下田市白浜のガーデンヴィラ白浜。なかなかおしゃれなホテルで朝食は十分に楽しめた。食後、河津町へ。名物の河津桜は3~5分咲きで、一寸寂しかった。たくさん並んでいた出店のひとつで「ザンギ」を扱っていた。聞けばお兄さん、札幌の人だった。レンタカーで効率よく回れたのが何よりだった。