4月6日(月)~12日(金)、船中2泊、北九州市門司港2泊、4泊5日の旅の報告。フェリーは苫小牧~大洗(茨城県)と横須賀~北九州門司港の2航路を利用した。水戸から東京駅までの高速バスが渋滞に巻き込まれたのと、品川から乗った京急が人身事故により不通になったため、急遽JRに乗り換え、這う這うの体で横須賀新港に辿り着いた。

門司港と目と鼻の先が本州最西端の下関だ。到着した翌日、歩行者用海底トンネル(全長780m)を歩いて下関へ。地上に出たところが源平合戦で有名な壇之浦だ。関門海峡に目をやれば、激流のごとく、渦を巻いて流れているのをしばし呆然と眺めた。海峡沿いに限っても歴史に名を残した記念施設が目白押し。とても全部を見きれるものではない。私たち5人は田中絹代ぶんか館、金子みすず顕彰碑、旧秋田商会ビルなどを見て回った。

フットパス歩きならぬ、歴史散歩になってしまった。感心したのは、これら施設の多くが入館無料の上、専属スタッフを配置していたことで門司港側も同様だった。

下関から門司港へは渡し船で5分の近さ。海峡を挟んでぐるりと一周したことになる。県をまたぐボーダーフットパスを楽しめた。

年内に後1、2回フェリー旅を予定している。どこになるか改めてお知らせします。乞うご期待を!