この夏にエコキャンプを2回実施することになっている。ひとつが親子エコキャンプで今月29、30日に赤井川村で開催する。もうひとつが大人のエコキャンプと銘打って平取町が会場である。
 親子の方はニジマス釣りや夜の昆虫観察など子供受けするプログラムの他、廃油を活用したローソク作り、太陽熱クッキングなども行う。大人の方は、キャンプをしながら環境ボランティアに汗を流す点で「親子」とは性格を異にする。どんな活動かというと、カラマツ林の手入れ(枝打ち、間伐等)とか間伐材を用いたドラム缶式炭焼きがメイン・プログラムになる。一昼夜で高品質の木炭ができることなど、これまでの経験では参加者の大部分は信じなかった。その炭で2日目の昼は焼肉パーティーがやれるのだから、喜ばない訳がない。おまけに炭を土産代わりに持ち帰れるのだから喜びが倍加する。
 エコキャンプの狙いはプログラムだけではない。箸、コップ、皿などは自前のものを用意してもらうし、ゴミをできるだけ出さない工夫をしてもらうなど、環境への気配りを実践してもらうことが大切と考えている。
 エコ・ネットワークはフットパスばかりでなく、こんなイベントもやっているという一例である。

藤門弘さんによるニジマス料理解体の説明


ドラム缶式炭焼き体験風景