エコ・ネットワークは名前から見当がつく通り、テーマを絞った組織ではない。環境に関連したテーマなら何でもやろう、と1992年に立ち上げていら、二十数年が経った。この間、本当にいろんなことにチャレンジしてきた。札幌を離れ、道内各地の町村に入り込んで地元の人たちと一緒に取り組むパターンが多かった。特に平取町ではヤマメ養殖が本業の佐々憲一さん(仁世宇園オーナー)の土地と知恵をお借りして、森林の手入れ、ドラム缶式炭焼き、フットパス作り、エコキャンプ、スズラン群生地の雑草除去等、本当にさまざまなプロジェクトをさせてもらった。
これらのノウハウを忘れないうちにもう少し体系的な形で平取町をフィールドに環境ボランティアとしてやっていくことを思い立った。その手始めに5月と6月、同町内にある日本一のスズラン群生地で、侵入雑草の除去(抜き取り)プロジェクトを再開することにした。
環境ボランティアのいいところは、半日、一日の成果が目に見えて達成感が味わえる点だ。集中して実施する平取町の他、札幌市内などでも行う予定だ。当ネットワーク会報「エコ友通信」等を通じてお知らせしていくので、興味が持てるテーマが見つかったら是非参加して下さい。