雪に埋もれた北海道の冬は、もっぱらかんじきウォークの出番となる。フットパス歩きをしたければ雪のない地域へ行くしかない。だからこれまで九州、琉球・奄美へ毎年出かけたものだ。今年はそんなっ計画がないまま過ぎてしまったのだが、ひょんなことから沖縄・宮古島へ行くことが決まった。
先日、北大大学院生がエコ・ネットワークを訪れた。私の友達が教授をしている研究室に所属していてアカショウビンの研究をしているという。アカショウビンと言えば同じく友人で写真家の嶋田忠さんだ。それで嶋田さんとのご対面となったのだ。聞けば宮古島にはアカショウビンがウジャウジャいて、数十羽を捕らえて足輪をつけたと聞いて「じゃあ、行ってみようか」と即決。日程も4月23日~26日の4日間と決まった。道内からアカショウビンが消え去ってから2、30年以上になる。確実な生息地は数カ所程度だろう。私も20年位前に大沼で見たのが最後だけに久しぶりの再会が今から楽しみだ。宮古島にはフットパスもあるという。以前から歩きに行きたいと思っていた。そこを歩くまたとない機会になるだろう。すでに嶋田さんと私の他、数人の同行が早くも決まっている。バードウォッチングとフットパスも意外と相性が良いのだ。