最近オーバーツーリズムという言葉をよく聞く。許容範囲を超える観光客が押し寄せるため、地域または近隣住民が迷惑をこうむる現象とでもいえばよいだろうか。静かだった住宅地に突然民泊が出来て、騒音やごみ問題が起きたり、観光客でバスが満員のため住民が買い物にも行けなくなるなどが思い浮かぶ。京都や浅草の賑わいが代表例であろう。でもどこか遠くの出来事であった。
私が住むのは南区常盤地区で芸術の森の近くである。バスは日中1時間に2~4便走っている。ある日、昼頃のバスに乗ろうとしてバス停で待っていた。ところがついたバスは乗客がビッシリ。四苦八苦の末、何とか乗り込んだ。大部分が外国人らしかった。そういえば最近真駒内のバス乗り場で長蛇の列が出来ているのを見かけたから珍しい現象ではないらしい。
彼らの目的地が滝野霊園とはすぐに分かった。立ち並んでいるモアイ像や頭大仏がお目当てなのだ。試しに車で行ってみたら、冬の積雪にもかかわらず大勢の観光客で満ちていたし大型観光バスがずらりと駐車していた。
だから最近は滝野方面発のバスは避けるようにして日中は1時間に1~2本しかない別の始発地のバスに乗るようにしている。これなどはオーバーツーリズムというよりは、急な多客に対応できないバス会社の姿勢に問題があるともいえそうだが。
