ヒグマは日本では北海道にのみ生息する大型の哺乳類です。国内でヒグマはもっとも大きな陸上哺乳類として知られ、北海道では古くから畏怖の念を抱かれてきました。しかし昨今、里山や田畑のみならず市街地など人間の生活空間に現っています。なぜ現れるようになったのか?まずはヒグマを知ることが私たちヒトの側ができる最初の一歩です。
今回のスタディツアーは室内レクチャーとフィールドワークを行います。室内ではヒグマの生態などを学び、午後からは実際に現地を訪れてヒグマの痕跡などを見ながらヒグマのことを知る機会とします。どちらもヒグマの専門家からのレクチャー付。新作クマスプレーの試射体験もあります。

講師:早稲田宏一
1974年生まれ。学生時代にヒグマの生態調査に関わる。以後ヒグマ・エゾシカ等の調査研究や被害対策の業務に従事。狩猟者としても活動し、野生動物の普及啓発活動にも取り組んでいる。特定非営利活動法人EnVision環境保全事務所研究員
講師:小川巌
1945年北海道・松前町生まれ。横須賀市で少年時代を送る。1992年設立のエコ・ネットワーク代表。環境に関わる諸問題を市民と一緒に考え、行動する環境市民団体。設立以来、環境ボランティアやフットパスを重点テーマとして活動してきた。

■2025年6月14日(土)

■室内レクチャー 10:00~12:00  フィールドワーク 13:00~15:00

■室内レクチャー:北方自然教育園学習館  フィールドワーク:札幌市南区

■参加費 5,500円(講師料、昼食代、傷害保険料等含む)

■定員 12名(先着順・要申込) どちらか一方の参加はできません。

■主催 ㈱ジオ ■共催 (公財)北海道新聞野生生物基金 ■協力 NPO法人 EnVision環境保全事務所、エコ・ネットワーク