著者
応用生体工学会札幌、北海道猛禽類研究会
価格
2,000円(消費税込)
発売日
2021年3月
内容
保全対象種となる猛禽類は、北海道における生息や営巣に関する情報が少なく、具体的な保全対策を立てるための基礎資料が乏しい状況でした。また、各種事業で得られる一事業の調査結果は断片的でそれぞれの種(調査対象種)の特性がわかりにくく、保全対策を立てる上でも多くの問題点が残されていました。
これらの問題点を解消するために、各事業者から事業名や位置情報を伏せた形で猛禽類に関する情報をアンケート形式で基礎提供していただき、これまで「北海道のクマタカとオオタカ」(北海道猛禽類研究会編1999年)からはじまり2013年版まで5度の改定を重ね、「北海道の猛禽類」を発行してきました。それにより、対象種(オオタカ、クマタカ、ハイタカ、ハチクマ、ハヤブサ、オジロワシ)の営巣木の営巣環境、繁殖状況(繁殖成功の状況)、繁殖ステージなどが蓄積され、特にオオタカ、ハイタカの営巣木、営巣環境の情報は多く、北海道での傾向が明らかとなり、各事業での保全対策事例の方向も増えています。
この度2013年以降も継続してご協力いただいたアンケート情報等を追加し、「北海道猛禽類2020年版」として発行いたします。
■2013年版からの主な変更内容等
・アンケート結果(平成25年~27年)に基づく営巣、繁殖に関わる情報の更新
・環境保全措置事例の追加
・調査指針(案)にハヤブサを追加
・構成の見直し
※こちらの商品は2,000円以上お買い上げでも送料が250円かかります。ご了承ください。
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