著者
和田一雄
価格
2,200円+税
発売日
2008年10月30日
内容
サルによる農作物の被害が各地で問題になり、対策が検討されているが被害が拡大しているのが現状である。防除と いう考え方でなく、人との共生の模索も始まっている。本書では、約60年の歴史がある日本のサル研究史を批判的に検討するとともに、著者自ら調査した白神 山地の青森県西目屋村での被害と対策の実態、奈良県十津川村での農家が主体となった防除の取り組み、長野県飯島町の「自然共生農場」の試みを紹介しなが ら、保全学の展開方向とサルとの共生のための課題を提起している。クマやシカ、ネズミなど他の哺乳類の保全にも言及。
273頁 B6判
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