これまでフットパス絡みでエコ・ウォーキングを初め、番外編、ロングパスウォークなどを頻繁に実施してきたのは、皆さんご承知の通りである。
20年以上かけてたくさんの歩く仲間ができ、そういう人たちに支えられてフットパスの機運が盛り上がってきたのは間違いない。
エコ友クラブを中心としたそういったウォーカーを核にしてさらにウォーカーを増やすにはどうしたらよいか、ずっと考えてきた。
いくつかの案のうち、実施可能なものから挙げていくと、ひとつはサーモン(サケ・マス)のウォッチングを組み込んだ秋のプログラムだ。10月に3回サケが遡上する豊平川などで実施することが決まっている。ふたつ目は市内及び近郊で定例ウォークの設定である。第1日曜日の半日、フットパスを歩いてコース途上にあるお店で昼食を楽しんだり、採れたての農作物を購入するといった趣向だ。市民はもちろんのこと、観光客にも参加してもらえるようなイベントにしていきたい、とコース内容を詰めているところだ。

札幌市中心部でサケ類の遡上を見ながら歩く。


農作物の収穫や採れたて野菜を購入できる楽しみも。