最近、フットパスや遊歩道を歩いていると、駆けている人にしばしば遭遇する。ジョギング風の人もいれば、山野をかけるのを趣味としているトレイルランニングの人もいる。そういう人が駆けてくれば、歩いている私たちが道を空けることになる。彼らがそうしてくれることは決してない。
駆ける人も色々だ。「スミマセン」「ありがとうございます」と声をかけていくのは少数派。たいていは当たり前の顔をして通り過ぎてゆく。腹立たしく思うことがある。我々が競技場の中に侵入するなど決してないのに、彼らは我々の領域に平気で入り込んできて挨拶もない。これで歩く人たちが道を空けなかったら一体どうなるのだろう。心優しいウォーカーは決してそんな行動をとらない。
さてこの問題、どうしたらよいだろうか?ランナーにもフットパスや遊歩道を走る権利は認めよう。だったらウォーカーに対してそれなりの敬意を表すべきではないか。困ったことにこの問題をどこにぶつけたらよいか、正体がつかめないのだ。駆けている人にぶつけられて怪我人が出たりする前に何とかしたいのだが。