令和6年、2024年もあとわずか。無雪期のウォークは一応終了となる。今年1年を振り返ってみると、かつてないほどケガ人が続出した年と言えそうだ。当方のイベント以外も含めると10名以上になるだろう。個々の例を検証してみると、ある傾向が見えてくる。ケガが多いのは転倒した際に地面に手をついて、手首を骨折、またはひび割れするというもの。倒れた時、手をつくのはいわば条件反射みたいで止むを得ない面もあるが、片方の手で全体重を支えるのだから手首損傷するのはあたりまえという意識を常に頭に入れておきたい。「じゃあ、どうするのさ」と反問されそうだ。が、弱い手首でなくお尻で受ければよい。そのために尻はクッションになっているのだから。
もう一点見逃せないのは、悪路ではまず転ばないのに平坦な道路でつまずく例が多い。気を抜いたのか、油断したのか。歩く時は4~5m先の路面をしっかり見るだけで転倒などの事故は防げるのだから。
さらに付け加えると活動が始まって間もない4~5月に事故が集中している点も知っておきたい。ちなみに夏、秋の事故はほぼゼロであった。冬の間の体力作りが何よりの事故防止になると断言してよいだろう。さぁ、春に備えて冬も歩こうぜ!