コロナが一段落して、ようやく道外のウォークツアーに大手を振って行けるようになる。熊本、京都、沖縄と企画が膨らむ。
さて旅先で歩いた後の楽しみは温泉と食事だろう。温泉はともかくとして食事については、感じることがある。一口で言えば、料理の量と品数が多過ぎないか、ということだ。テレビなどの旅番組などで出てくる食事も豪華さを競っていて、全部食べられるだろうか?また食べきったらカロリーオーバーになるのでは、と余計な心配をしてしまう。
高齢者である私たちは食べ物に乏しい時代を送ってきたせいで食べ残しなどできない世代だ。故に眼前の膳に並ぶ多彩な料理を喜ぶどころか、思わずため息が出てしまう。特に酒を一緒に飲む時などは、とても全部食べ切れない。こんなのは食事拷問といってよい。
バイキングとは一味違うメニュー選択の食事を考えられないだろうか。手間は余計にかかるかも知れない。でも食べ残しを減らす効果は確実に上がるはずだし、経費の節減も期待できるメリットは大きいはずだ。
昭和時代型の量とメニューの品数を競う押し付けの食事よ、さようならと言いたい。