北海道新聞8月28日付夕刊、論説委員が執筆するコラム「今日の話題」に懐かしい名前を見つけた。「新風吹くか」と題するコラムに鳥取県知事平井伸治さんが取り上げられていたのだ。

鳥取県は人口55万人で恐らく全国一少ない県なのに、全国知事会の会長に9月就任するというのだ。平井さんは自著で「小さいことの強みは、やろうと決めたらすぐ動けることだ」と述べているという。

なぜ北海道に住む私が鳥取の知事なのか?

2015年「全国フットパスの集い2015in鳥取西いなば」が、現在鳥取市になっている旧鹿野町で開催された。全国大会には各地からフットパスウォーカーが集まり賑やかな交流会が開かれる。

そこに平井知事が出席して挨拶をした。紙など見ずに自分の言葉でユーモアたっぷりの挨拶だった。なんと、その後は各テーブルを回ってビールを注いでいったのである。私も二言三言話しを交わした覚えがある。

まさに小さい県だからやれたのだろう。まだ59歳だからお若い。果敢なコロナ対策を期待したい。もう一人、印象に残る知事と言えば宮城県の知事だった浅野史郎さん位のもの。地元の知事の名前が上がらないのが、ちょっと寂しい。