往復苫小牧~八戸の夜行フェリーを使い10月26日~30日の日程で十和田八幡平国立公園の奥入瀬(おいらせ)渓流ウォークに行ってきた。10月下旬と言えば紅葉の真っ盛りの時期に当たるはずである。行ってみると紅葉のピークは過ぎた感じで、丸裸になっている木も目についた。華やかさよりも寂しさの方が先に立った。
奥入瀬行に先立つ10月24日には、札幌ロングパスウォークで西岡公園から自然歩道を辿って山部川から真栄まで歩いた。前日の雪が所々残っていた上に、紅葉が鮮やかだったこと。紅葉の見事さという点では札幌の方に軍配が上がったと言える。
それはともかくとして、ベストシーズンということもあってウォーカーの多かったこと。その半分以上、ひょっとして7~8割は外国人だった。それも大部分は中国系の人々だ。奥入瀬に14kmほどの遊歩道があるだけでこれだけのインバウンドを呼び込めるのだから、道内も場所によっては、たくさんの外国人を引き寄せることは可能ではないか。そんな希望の火のついたウォークであった。