北海道新聞野生生物基金が発行する自然情報誌「モーリー」をご存知だろうか。特集では道内の自然や野生生物を取り上げるのはもちろんだが、フットパスもテーマになっている。
去年12月発行の54号では、「地域をつくるフットパス-フットパスの歩き方」というタイトルの特集が組まれ、7本の原稿が掲載されている。
26頁に及ぶ特集から北海道のフットパスの今が見えてくるだろう。これを読んで歩いてみたいという人が出てくれるのを期待している。
私は創刊以来、編集委員に名を連ねている。発行の数ヵ月前の編集委員会で、いつもどんな特集にするかが議論になる。
すんなり決まる時もあれば、難航する時もある。なかなか決まらない場合に備えて、いつでもフットパスを持ち出す用意をしていた。いわば私にとっての隠し玉みたいなものだ。54号に関しては、割かしすんなりフットパスで決まった後は、執筆者の人選に入るのだがこれはスムースに名前を出せた。それだけ道内でフットパスに関わる人が多彩になった証しである。
そして12月中旬に発行に漕ぎつけた。それから1ヶ月半。果して反響はどうか、売れ行きはどうか、大いに気になるところだ。本稿をご覧になって「よし読んでみるか」という気になった方がいましたら是非注文してください。送料当方負担で送りますので。