去年の年末、12月20日頃から風邪をひいてしまった。熱はないし、咳が出た訳でもない。ただ鼻水が出たくらいなので放っておいた。けれどもクリスマスが過ぎ、大晦日になっても鼻の調子は一向に良くならない。冬のこの時期、下手をするとかつて患った気管支炎が起きると肺炎につながりかねない。30代後半に肺炎で半月以上入院した経験があるので、用心のため外出を控え、正月三が日も家に籠って過ごすハメに。快方に向かったのは1月10日頃になってからだったから、結局3週間近く“静養”したことになる。
その結果、何が起きたかというと、足の衰えである。1~2週間入院しただけで、足に来るという話は当事者からよく聞かされていた。入院こそしないものの、家に長く籠っただけでも同じことが起きるようだ。
だから静養後は努めて外歩きをするように心がけた。そして1月末に至って、ようやく元の状態に戻ることができた。BSテレビのサプリメントコマーシャルで前田美波里が大腿骨の重要さを語っているのを思い出した。
雪国では3~4か月もの間、運動や外出がままならない日が続く。この時期、体を動かす大切さを思い知らされた形だ。春から気持ちよく元気に歩くためにも冬の過ごし方が重要だということなのだろう。